産休取得後の看護師の働き方
看護師として働いていこうと決めた人は産休を取得した後はどうやって働くのかを早めに考えておくのが大切です。
可能であれば、まだ看護師として就職する前の時点で方針を決めておきましょう。その方針によってどのような職場に就職したら良いか、どんな形でキャリアプランを考えていったら良いかが変わる可能性があるため、どのような選択肢があるのかを具体的に確認しておくことがポイントです。
産休を取得した後の働き方には大別すると3通りの選択肢があります。
1つ目は育休を取得する方法で、1年後からは職場復帰をして育児をしながら働くというのが典型的です。職場によっては一年半の育休を認めていることもあるので、候補として考えてみると良いでしょう。
2つ目は院内託児施設を利用してすぐに復職する方法です。
大きめの病院なら大抵は院内託児施設を持つようになっていて、勤務時間中はずっと預かってもらえるようになっています。院内託児施設を使いたいならクリニックで働くのは難しいことを念頭に置きつつ、職場選びをしましょう。
3つ目の選択肢は退職して育児に専念していく方法です。
産休を取得せずに退職してしまう人も、育休まで取得してから退職する人もいます。タイミングによって職場が受ける印象が異なるのに注意して適切なタイミングを決めておきましょう。
このような3つの候補の中からどれが最も現実的か、看護師として自分なりの働き方をしやすいかを考えて決めるのが大切です。